事例305(断熱材 未施工)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昼前に現場から戻り、
窓を全開にした事務所で
細かな仕事を片付けています。
机の上の書類の山を見ると
ブログ書いている場合じゃないですね。
■(1)今回の事例_________________
「断熱材 未施工」
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◆写真解説
窓下断熱材未施工。
先に木をつけてしまい
断熱材が入らなくなったため、
そのまま放置。
◆内容説明
高性能グラスウールを使った
省エネ対策等級4、仕様の家。
窓下の壁、面積はわずかな部分であるが
大工さんが断熱材を入れなかった。
施主さんは断熱材にこだわり
追加料金を払って、断熱性能を上げた。
裏切り行為であるとともに
信用を落とす施工です。
◆対策
断熱材の未施工は
あとから赤外線カメラで発見できます。
壁の中だからバレないだろうと大工さんに思わせない。
あと、隠蔽前に検査することが大事。
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■(2)編集後記
検査でいろいろなメーカーの家を見て
最近感じること。
長期優良住宅、エコポイント
住宅着工数激減による競争の激化
これらの影響で、ローコスト系を中心に
売れているメーカーの商品の変化はすごいと思う。
売れていると書いたのは
このような変化に付いていけてない
業者、建築士も当然いるからです。
どんな商品でもそうですが
売れるには相当な努力をしている訳ですね。
細かなところまで知恵を絞ったものを
現場で見ると関心させられます。
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