事例270(筋交いのひび割れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今、四日市から帰ってきました。
気温が30度を超えると
現場はやっぱり暑いです。
■(1)今回の事例_________________
「筋交いのひび割れ」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します。
筋交いのひび割れ。
裏側からのビス打ちが原因。
これでは緊結の意味がない
◆内容説明
筋交いの端部は告示に沿った、
金物による緊結が必要。
金物のほとんどがビスで固定される。
たまたまでしょうが
ビスを何本か打ったときに
木にヒビが入った。
大地震が起きる前に
割れてしまっては
強度的に弱くなるのは確実。
◆対策
ビスを施工したくらいで
割れる木は使わない。
また、以前の例にも取り上げていますが
断面寸法の決まっている筋交いに
抜け節、欠けのある材料が
よく使われている。
瑕疵にならないように
筋交いの材種の選定が大切。
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■(2)編集後記
これは業者さんへの忠告。
一般社団法人 AJIA という組織が発足しました。
私はここで中心的な位置で活動をします。
そのうちHPができるので
今回、詳細な説明は省略しますが、
メンバーを見てびっくりする
悪徳業者がいるでしょう。
不動産業界は、
偽装、隠蔽が平気で行われていた。
また、マスコミ関係も
スポンサー企業の不祥事を扱わなかったり
これらの情報が表に出ませんでした。
今後は、この組織によって
事実を実名で記事にしたり
画像などがネット配信されるようになる。
当然、事実だけを扱うので
まじめにやっている業者にとっては
何も怖くない。
今朝も大阪の詐欺リフォーム会社の話が
入ってきました。
HPを見ると屋号から内容まで
羊の皮を被った「狼」状態。
これでは素人さんが騙されて当然。
こんな情報も今後は事実を確認した上で
公表したいと思います。
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