事例249(雨天のコンクリート打ち)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
雨でプラス寒い。
現場へ出るには嫌な条件。
特に外壁部のチェックでは
樋がないので屋根からの雨をまともに受けます。
今日もこのあと、がんばって検査に行ってきます。
■(1)今回の事例_________________
「雨天のコンクリート打ち」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
たまたま見かけた大雨の中での基礎コンクリート打ち。
東証1部上場企業の現場です。
◆内容説明
最近は施主さんの心理を考慮し、
小雨でもコンクリートを打たないのが常識。
大雨で、コンクリートを打つと
内部に雨が入り、水分量が多くなる。
また、表面が流れることがあり
打ってはいけません。
これは自宅近くで見かけた
「アパート」の新築現場。
工期がないのか、
アパートだからという意識が造る側に
きっとあるんでしょう。
◆対策
基本的に雨天はコンクリートを打たない。
作業途中に雨が降る可能性がある場合は
養生の準備などをする。
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■(2)編集後記
欠陥を掴まされた。
自分の落ち度といえば「その業者を選んだ」ことくらい。
それなのに「泣き寝入り」しかない。
今、私が担当している物件で
数件はこうなりそうです。
その中でやりきれないのが
施主自身が紛争のやり取りで
精神的にまいってしまい
これ以上、交渉を続けられなくなるケース。
実は相手が大手ほど、この傾向は強い。
購入する側は大手という安心感から
多少高くても購入を決めるケースがある。
紛争になり、手のひらを返されたショックは大きい。
「顧客第一」とかいう理念や広告に
皆、騙される。
騙されたくない人は是非、この本を読んでみてください。
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