事例240(大引きの貫通)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
前日の夜に書いています。
事務所の窓からは東山タワー方面の夜景が見えます。
2階ですが、高台なので景色は開けています。
■(1)今回の事例_________________
「大引きの貫通」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
配管が1階床を構成する
「大引き」の中央部を貫通している。
◆内容説明
貫通しているのはキッチンの配管。
キッチンなど、設備の配管は位置が意外と「シビア」
位置をずらすことができないので
結果、大引きを貫通しています。
現場状況によって、
これでも十分強度に問題ないかもしれませんが、
大引きも「構造耐力上主要な部分」
施主からしたら
「やる前に図面でわからないのか」
と言いたくなるでしょう。
◆対策
意匠図、構造図、設備図
これらをきちんとチェックしておけば
起きない事例。
ちょっとした手間を惜しまないことが大切です。
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■(2)編集後記
同じような検査業務を行っている人たちと会うため
今日は1件検査へ行ったあと、
東京へ行ってきます。
今まで面と向かって
話した機会がないため期待をしています。
次回、いい報告ができるといいですね。