事例265(断熱性能の嘘)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
GWですね。
4日(火)分を発送します。
仕事のきりをつけるため、
今朝、4時起きで事務所に出てきました。
このブログ書いたら今日は終わり
明日から休みます。
■(1)今回の事例_________________
「断熱性能の嘘」
________________________
◆写真解説 ↑クリックすると拡大します。
大手ハウスメーカーの壁を
赤外線カメラで撮影。
オレンジ色の部分は外の熱が
内部まで伝わっている。
次世代省エネ仕様は所詮、
断熱材だけのスペック。
熱橋、隙間だらけ。
◆内容説明
現在、ほとんどのハウスメーカーが
「次世代省エネ」に対応していて
冬暖かく、夏涼しいと言っている。
私が検査で見る限り
断熱材自体の性能は間違いないが
天井や床が隙間だらけの家もある。
このような家は結局、
隙間風が入ってきて寒い家だと思います。
本例の写真は
軽量鉄骨の家。
鉄骨部分の柱、梁が
しっかり外気温を伝えてしまうんですね。
この家のカタログにある断熱性能は
嘘をついています。
騙されてはいけません。
◆対策
断熱材に関して
建築士であっても不勉強の人が多い。
正しい情報を取りましょう。
==========================
■(2)編集後記
不勉強な現場監督が多い。
先週、
「雨の中コンクリートを打設してもいい」
と言い切った監督がいた。
こんな監督はお客さんが気の毒。
完全に無知なのかもしれませんが
その場しのぎで
間違ったことを言い切るタイプが多い。
相手は素人の施主だから
まるめ込めると思うのでしょうか?
最近の素人さんをなめてはいけません。
情報化社会ということを
わかってないようですね。