事例327(梁受金物、釘打ち忘れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日1件目の検査は朝8時スタート。
この時期、夕方5時には暗くなるので
朝早い時間は貴重です。
■(1)今回の事例_________________
「梁受金物、釘打ち忘れ」
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◆写真解説
2×4、梁受け金物の釘打ち忘れ。
裏側も同様に赤丸の箇所、釘打ちなし。
◆内容説明
2×4は釘を打つ箇所が多い。
大工さんは機械を使って釘を打ちます。
手打ちと違い、早く作業できるために、
慌てていると、打ち忘れることもあるでしょう。
釘が打たれていないと
緊結すべき箇所で、緊結ができなく
構造的に影響があります。
釘頭など、小さなものは
現場を何気なく見ていては気が付かない。
そのままの状況で、隠れてしまう可能性が高いです。
◆対策
釘を全箇所チェックする。
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■(2)編集後記
今週、このニュースに目がとまった。
「飲むだけで確実にやせる」、
「がんに効くといわれている」といった誇大な広告を
使用する健康食品について、消費者庁は30日、
悪質な業者名を12月から公表する方針を固めた。
健康被害や効果がないなどの苦情が絶えないことから、
健康増進法の運用を強化し、
同法に基づく行政処分に初めて踏み切る。
土曜日の新聞折込に、不動産の広告がたくさん入ります。
具体的な事例は、個別にしか紹介できませんが
「これは嘘だ」と、思うものがたくさんあります。
現在、健康食品などはGoogleなどでも
広告掲載の審査を厳しくしているようです。
しかし、不動産業界は、
リフォームトラブルやマンション購入トラブルなど
が増えても規制はかからない。
不動産は簡単に買い換えられない高い買い物。
だから、購入の失敗は許されません。
情報収集や、対策にかける手間や費用を
惜しまないことが大事です。
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