事例269(サイコロのめり込み)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
日、月と風邪をひいてしまい、
今日、ようやく体調が戻りました。
病院で出してくれた薬を飲むと
体温が上がり、体が汗ばみます。
■(1)今回の事例_________________
「サイコロのめり込み」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
かぶりを確保するためのサイコロ。
地盤が緩く、めり込み、
役割を果たしていない。
雨のあとなどに起きやすい現象。
◆内容説明
基礎の鉄筋の下、
地面まで6CMのコンクリート厚(かぶり)を
確保するためにかってある「サイコロ」。
(別名 スペーサー)
雨が降ったあと、
人が乗って沈んでしまった。
コンクリート打設時に
確実に人が乗るので
それに耐えないと意味がない。
◆対策
このような現象になった場合
位置を変えるなどの
かい直しが必要。
コンクリート打設は
直前の状況確認も重要であり
できれば管理者の立会いが好ましい。
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■(2)編集後記
先週、不動産屋さんと現場で討論になりました。
どんな討論かというと
住宅の品質に関すること。
私は言いくるめられないように
反論していくと、
最後には「安いから仕方がない」と
開き直った。
前から思っていましたが、
この業界の団塊世代から上の方の
多くは固定概念が強く、
時代の変化(顧客心理の変化)
に対応できていない。
大量生産、大量消費の時代を
長く経験したためでしょうか。
職人を見ていても
若い人ほど、細かなところの気遣いが
出来ていたりします。
ベテランの存在も大事ですが
時代の変化に敏感にならないと
顧客からは要らない存在になります。
昔ながらの古い体質の会社へ依頼をすると、
細かなことに案外ルーズです。
気を付けましょう。
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