事例266(基礎のズレ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今月からあるサイトへ
コラムを載せることになりました。
(次回以降で紹介します)
GW中に書くつもりが手を付けられず
今日、原稿の締め切り日を
迎えてしまいました。
■(1)今回の事例_________________
「基礎のズレ」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します。
基礎と土台のズレ。
土台が基礎の上にない。
アンカーボルトが倒され(丸印)
固定もされていない。
◆内容説明
基礎の位置を間違えた。
基礎の位置ズレ
今年、配筋検査で2件くらいあったでしょうか
たまにあります。
基礎が完成していると
是正が大変なため、
修正されないケースが多い。
床下など隠れる部分には
何か隠されている事が多いです。
◆対策
完成後、床下にもぐらないかぎり
発覚はしない。
基礎又は土台施工時の検査が重要です。
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■(2)編集後記
今年2月ころでしょうか、
歯石が気になり、
10年ぶりに歯医者へ行きました。
歯石を取るだけのつもりが
虫歯、歯周病治療などに広がり
いまだに通っています。
歯に対し、自覚症状が全くなかった。
しかし、プロに見てもらうと
いろいろ問題があったわけです。
今は、症状を自覚し、
治っていく過程がよくわかります。
家も自覚症状がなく
見えない箇所に欠陥があることが多い。
「知らないほうが幸せ」
それもわかりますが
自覚してからでは手遅れになることもあります。
家も体も一緒なんだと思いました。