事例247(ドアの反り)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は、検査へ行く前に
  書き上げようと、がんばりました。
  
 
 今回の編集後記は必ず読んでくださいね。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「ドアの変形」
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 247
 

 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 完成直後、室内ドアの中央部が反って
  閉まらない。製品不良。

 
 ◆内容説明
 
 ドアが反る原因は乾燥、湿気によることが多い。
 
 既製品の内部ドア。
  ほとんどが内部は骨組だけで空洞になっています。
  
 表面の材料か内部の骨組
  どちらかが変形してしまった。
 
 
 どんな製品でも不良品は出ることはあります。
 
 本件はドアを交換してもらいました。
 
 
 
 ◆対策
 
 このような症状は入居初期に出やすい。
 
 
 無理して使っていると
  保証期間が過ぎてしまうので
 
 おかしいと思えば早めに申し出るとよいです。
 
 
 
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■(2)編集後記

 先週土曜日、こんな電話がありました。
 
 
 「お前か!基礎を壊せといっている奴は!」
  「事務所に怒鳴り込みに行ったろか!」
 
 
 来るなら来ればいい
  私は困らない。
 
 ビデオで業者が怒鳴る映像を撮って
  テレビもしくはインターネットで配信できるし、
  内容によってはすぐ、刑事告訴もできる。
 
 実は過去、ヤクザに3回呼び出しを受け、
  交渉を切り抜けることは慣れています。
  

 この人は
 
 建設業の許可がないのに事実上、工事を請け負い、
  基準法に違反する工事をしているのに
 
 この態度。
 
 
 また、この現場を設計監理している建築士も
  私に直接文句を言いたいらしい。
 
 施主から聞いた話では、
  建築士は筋を曲げない私のことを「煽り屋」
  と言っているらしい。
   
 私は法律、基準に沿って意見しているだけ
  
 施主が自分で「いい」と言えば別ですが
  立場上、ダメなものに対し「いい」とは言えません。
 
 
 
 例えば、施主の了解なく「壁耐力」を
  全体に下げて数字的にクリアする計算書を出してきた。
   
 お客は200馬力の車を注文したのに、
  「150馬力にしておきました」みたいなことを
  平気でやっているわけです。
  
 
 
 信じられないかもしれませんが
  未だにこんな業者がいるんです。
 
 
 こんなのに比べたら
  トヨタのリコール対応なんてかなりまし。
 
 最終的に認めて、直すわけですから。
 
 
 この現場もきちんと改善するなら
  今後、私は協力を惜しまないつもりです。
  
 
 
 いつも言っていますが、
  安易に業者を決めたらダメです。
  
 最初から「裏の顔」は決して見せません。
  
 
 
 今、私は「同士の検査会社」などと組んで
  こういう問題を排除しようと行動しています。
  
 
 
 ここで「同士の検査会社」と書いたには理由があります。
 
 実は、検査会社もいろいろ
  どこも同じではないです。
 
 料金の半分以上を上前ではねて、
  設計事務所などへ下請けに出す会社もあります。
 
 ただの下請けでは
  今回のように相手が強く出てきた場合
  対応できないでしょうね。

 
 今回のような話は
  是非、お友達などにも広めて欲しいです。

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