事例196(筋交いにノコ目)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週は書類に追われています。
今日できりをつけようと
がんばっている最中の発信です。
■(1)今回の事例_________________
・「筋交いにノコ目 」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
筋交いが乾燥で反ってしまい、
ノコギリで切込みを入れ修正した。
反りは直ったが、耐力的に弱くなった。
◆内容説明
無垢の木は乾燥によって
縮んだり、反ったり、ねじれたりします。
最近の木造住宅は下地を作らず
直接、柱や筋交いに壁の石膏ボードをはります。
そのため、筋交いが反っていると
壁が膨らんだり、凹んで見えるので
大工さんが切り込みを入れて
直してしまった事例です。
筋交いは基準法で欠き込みが禁止されている部材。
部材を痛めない方法で修正しないといけません。
◆対策
筋交いは無垢材を使うことが圧倒的に多く、
柱に比べ材質の選択に関しては無頓着になりがちです。
よく乾燥した材料
節の少ない部位 など
材料選定に気をつかうと良いでしょう。
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■(2)編集後記
今度の日曜日は選挙ですね。
今回、かなり注目されている選挙ですが
私自身、マニュフェストなどまだよく読んでいません。
たまたまですが事務所のななめ向かいに
○○党の選挙事務所があります。
「マニュフェスト差し上げます」
と外に表示してありますが
中にたくさん暇そうな人がたくさんいて
入っていくと捕まりそうな感じが・・・。
やはり、別の方法で情報収集します。