事例140(コールドジョイント)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
書類に追われています。
予定よりかなり遅れていて
がんばって明日中には追いつく予定です。
■(1)今回の事例__________________
・「コールドジョイント」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
赤矢印の先に沿ってラインが見えますか?
これはコールドジョイントという
コンクリートの不良継ぎ目です。
◆内容説明
基礎の立ち上がり部
先に打設したコンクリートが乾燥し
あとから打設したコンクリートと
一体化されていない。
原因は次の生コン車が来なく打設がストップした等
考えられます。
基礎の耐力、耐久性、水密性を低下させるため
発生してしまったら補修が必要です。
◆対策
コンクリートの搬入、打設計画が大事ですが
打ち継ぎ部を乾燥させないことも必要。
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■(2)編集後記
国民生活センターのような公的機関へ
住宅トラブルの相談に行った方からの話。
相談していて業者が大手ハウスメーカー
だとわかると嘘を言っていると決め付けられ
反対に怒られたそうです。
私が先週、書類、現場を確認したところ
嘘ではないことは明確。
そんなに大手ハウスメーカーって信頼あるのでしょうか?
今回のトラブルの発端は
営業担当者がノルマ達成のために
滅茶苦茶な契約をしたことから始まっています。
滅茶苦茶な契約がまかり通ったのは
この方が身体障害者だからです。
弱者相手に詐欺まがいの契約をして
あとから支店長も関与して書類を改ざんし
無理やり印鑑を付かせる。
改ざんで作られた書類は弁護士も関与し
法的には完璧かもしれませんが
人としての良心がこのメーカーの支店長はじめ
社員になかったことが本当に信じられません。
ここではこれ以上詳しく書けませんが、
びっくりするような非常にひどい話がもっとありました。