事例187(天井断熱材 未施工部)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
朝から蒸し暑いですね。
早く梅雨あけして欲しいですが
現場は曇っていたほうがいいです。
■(1)今回の事例_________________
・「天井断熱材 未施工部」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
2階天井を赤外線カメラで撮影。
赤丸内が他と比べ温度が高く、断熱材がない。
◆内容説明
断熱材が抜けている箇所は
天井面に付いた「ダウンライト」部です。
ダウンライトは熱が出るため
断熱材をかぶせていいもの、ダメなものがあります。
今回は断熱材をかぶせてはいけない器具
を選んだ結果、このような施工になりました。
最近、長期優良住宅法など
断熱材の規定は強化されつつあります。
基準法に記載がないからどんな施工でもOK
という解釈は難しくなると思います。
◆対策
断熱材施工の基本は
家をスッポリ覆うこと。
あとから見えないので工事中のチェックが大切です。
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■(2)編集後記
最近と言いますが今年に入り
本当に紛争が多い。
検査以外のいろいろな打ち合わせなどにも
かなり時間を取られます。
原因は時代背景的なものがあると思います。
・情報化社会
・ものがあふれている
・不景気 など
供給する側がそれに気がつき
対処していかないとますます増えるような気がします。