事例157(HDナットの緩み)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
2月の新設住宅着工は24.9%減
3月新車販売(軽自動車除く)は前年比31.5%減
底を打つのはいつでしょうか?
■(1)今回の事例_________________
・「ホールダウンの緩み」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
大地震時に柱が抜けないよう端部を
緊結するホールダウン金物。
写真は1階柱頭部。
締め忘れなのか緩んでいる。
◆内容説明
地震力に対し木造住宅で
壁のバランスがいい、
壁量が十分だ と言っても
柱が抜けては意味がありません。
平成12年の告示でホールダウン金物などを
引き抜き力などに応じてつけることになりました。
現在、木造住宅では多くの金物類が使われ
組み立て時には複数の大工さんが作業します。
そのため、釘、ナットの締め忘れは
起きやすい状況にあります。
今回はナットの緩みですが
金物の種類間違い
未施工 も多いです。
◆対策
ナットの緩み等は
気にして見ないと目に入りません。
よく目に付く場所でナットが緩んでいて
それを大工さんへ伝えると
「本当だ、気が付かなかった」ということは
よくあります。
あとから見えなくなる部分だけに
工事中のチェックが必要です。