事例227(基礎のクラック(ヒビ))
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
屋根の上に午後から長時間
風が冷たく体が冷えました。
■(1)今回の事例_________________
・「基礎のクラック(ヒビ)」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
基礎スラブ 幅0.7mmのクラック。
コンクリートの押さえが
悪いために発生した「沈みこみヒビ」
◆内容説明
「ベタ基礎」スラブ面のクラック
コンクリートを流し込んだ時
ある程度固まってから「コテ」などで
押さえる作業がきちんとされていないために
コンクリートが沈み「ヒビ割れ」が発生。
コンクリートは硬化するときに
少し沈下をする。
沈下後に抑えていないため
鉄筋の上で割れてしまった。
ヒビ割れてしまったら補修が必要です。
最近はいろいろな補修材が発売されていて
比較的容易に補修できます。
◆対策
ヒビ割れの起きない基礎をつくるには
・スラブは余分に押さえる。(最低2回押さえ)
・立ち上がりは間隔をあけて
2回バイブレーターをかけるなど
コンクリート打設時に
いかに手を掛けるかが重要です。
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■(2)編集後記
住宅購入のエコポイントとか
金利優遇1%などの法案が出ています。
これは昨年に比べかなり落ち込むであろう
「新築住宅着工数」を回復させ
景気向上を狙うものです。
1%の金利優遇は購入者にとって
かなりのメリットがあります。
数字ではたった1%ですが
借りる額の大きさ、期間の長さがあるので
例えば3000万円を35年借りた場合
ボーナスなしの月々の支払いは
元利均等返済で1万5千円は違うでしょう。
総支払いでは約600万円得します。
でも、予算がぎりぎりで
この優遇で何とか買えるという人は
業者に踊らされて「買ってはいけません」
誰でも簡単に借りれるローン・・・
サブプライムローン問題が
アメリカで起きたばかり
無理して飛びついても
将来的に収入の保証がないと危険です。
自分で試算できない人は
ファイナンシャルプランナーなどに
相談してみるのもいいですね。