事例190(基礎人通口 通れない)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今朝、古いカタログ類をゴミに出しました。
集めてみるとその量にびっくり
普段、整理整頓できていない証拠ですね。
■(1)今回の事例_________________
・「基礎人通口 通れない」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
床下点検を目的に人が通るための基礎人通口。
真ん中に束があり通れない。
◆内容説明
施工上、人通口と束の位置が重なってしまい
人が通れなくなった。
支障としては
点検できない部分ができる。
床下全体を点検するために
設計された内容に反した状態であり
問題がある。
◆対策
床束、及び配管類が
人通口にかからないようにあらかじめ
確認することです。
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■(2)編集後記
確認申請の完成検査時に
民間検査機関の職員(統括の立場)が現場でナンパ
仕事そっちのけで
現場に居た女性に自分の携帯電話番号を教え、
しつこくお茶に誘う。
実はこの女性、当社のスタッフ。
適当にかわしたそうですが
少々呆れ気味で帰ってきました。
「確認申請」と言いますと
消費者のイメージとして公的な固い制度。
姉歯マンション偽装事件以降に、審査、検査が強化され
費用も大幅にアップしたばかり。
なのに現実、このようなことが起きている。
検査員は
一級建築士
建築基準法適合判定資格者
住宅瑕疵担保保険検査員
住宅性能評価評価員
適合証明検査員
多くの資格、認定を持っているようですが
やる気がなければ検査に来る意味が無い。
業者から発注する検査形態では
検査が甘い会社へ仕事が集まるのが当然の原理。
しかし、極端すぎますね。