事例181(筋交い端部の隙間)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週はGW明けから続いたバタバタが
ようやく一段落しました。
業務以外何もできなかったので
今回、時間の余裕はうれしいです。
■(1)今回の事例_________________
・「筋交い端部の隙間」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
筋交い端部の隙間。
圧縮、引張り力の両方がかかる筋交い。
隙間は圧縮力に対しNG。
◆内容説明
筋交いの端部。
斜めであり、ぴったりはまるように材料を
切るのは難しいですが
プロの大工さんなら
きちんと出来て当たり前。
平成12年以降 筋交いの端部は
金物固定が必要になりました。
大工さんは材料カットをミスしても
金物固定があるから多少の隙間は大丈夫と
思うかもしれませんが
金物は主に引抜き力に対し有効です。
隙間が大きいと壁の変形が大きくなり危険です。
◆対策
現場での検査。
もしくは工場での材料カットがよいです。
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■(2)編集後記
事務所のすぐ前に 「王将」があります。
不況の今、好業績の企業として
テレビなどに取り上げられる影響でしょうか
最近、とても混んでいます。
土日の夜などは外に行列が出来るほど。
立地はそんなに良くなく
駐車場もやや離れている。
ただの中華料理の店だったら
こんなに繁盛しないはず。
マスコミの影響はすごいですね。
次回7月3日(金)はまぐまぐさんのシステムメンテナンスのため
配信ができません。次回発行は4日(土)になると思います。