事例194(天井断熱材の隙間)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日はやや遠方へ検査。
戻りが遅くなりそうなので
朝、早めの送信です。
■(1)今回の事例_________________
・「天井断熱材の隙間 」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
天井断熱材のめくれ。
雑な施工で赤丸印以外にも隙間が目立つ。
◆内容説明
今回はあまり説明するまでもないでしょう。
天井材の上に敷き並べてある天井断熱材が
動いてバラバラになり隙間ができている。
大工さんがきちんと並べたあと
換気配管を施工した際に乱れた可能性があります。
◆対策
2×4のように天井根太に留めつける場合は別として
敷き並べるだけの施工の場合は
最終、点検口からのぞいてチェックする必要があります。
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■(2)編集後記
千葉県のリフォーム会社
「ヤマシナ商事」の社長さんから
http://www.yamashina-co.com/
自身が発案しINAXを説得し実現した
「U-1グランプリ」
というイベントの話を聞きました。
U-1グランプリとは
ユニットバスの組み立て技量を競うもので
まだ、知名度は低いですが今後拡大していくようです。
住宅現場の職人さんは
仕事をきちんと評価されることがまずありません。
仕事が上手い人も、下手な人も同じ単価。
これではやる気がおきませんね。
このイベントで競い合うことにより
職人さんが今まで目を向けなかった
施工マニュアルなどを読むようになったそうです。
何か目標を持たせたり、
評価することはやはり大事なんですね。
またこの会社、職人さんを対象に
運転免許のような点数制度を取り入れています。
1年ごとに集計し、
ゴールド免許のようにランクを色分けして
免許証を発行しています。
やる気を起こさせることはもちろん
品質の向上には欠かせない良い策だと思いました。
このような制度は業界全体に浸透していくと良いですね。
ただ、人の評価は義理、人情が入ると変わるので
職人さんと関係のない人が判断することが大事ですね。