事例221(基礎、横方向のクラック)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
現場2件まわって帰ってきました。
雨が降る前に帰って来れてよかったです。
■(1)今回の事例_______________
・「基礎、横方向のクラック」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
木造住宅基礎、横方向の連続したクラック。
私の推測ですが、打設時の締め固めが悪く、
下部が下がった。
◆内容説明
縦に入るクラックはよくありますが
このような横方向に連続したクラックは
あまり見かけません。
先にも書きましたように私の推測では、
固くなってから入ったクラックではなく、
コンクリート打設時の締め固めが悪く
まだ固まらないうちに下部が下がり
上部は鉄筋などで動かずにこの位置に
クラックが入ったと思われる。
コンクリートの締め固め不足は
ジャンカ(空洞)や、あとからの収縮クラックが
発生しやすいためきちんと施工させたいです。
◆対策
簡単にバイブレーターをかけて終わりではなく
打設時の作業基準を作り、監督さん立会いで守らせる。
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■(2)編集後記
昨日、徳島県で仕事関係の友人の結婚式に参列。
披露宴、2次会
そして一緒に参列した仲間と「徳島ラーメン」を食べて
徳島を出たのが午後10時。
移動手段は車で、
家に帰って来たのは今朝2時半。
遠方の出張が多かった11月もまもなく終わり。
来月は事務所に腰をすえたいとこですが
近距離の出張は多い予定です。