欠陥住宅事例120(内部壁のビスピッチ不備)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は検査4件
雨降りでもあり非常にハードでした。
検査が多い時、移動の間に余裕があると
ファミレスなどで書類整理しています。
■ 今回の事例_________________
・「2×4のビスピッチ不備」
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写真解説:赤外線カメラで仕上に隠れた壁をとめる
ビスを映し出し、違法なピッチを発見。
2×4は内部の壁でも地震、風の水平力に対する
「耐力壁」を取ります。
規定は認定の釘又はビスで
外周は100mm、中間は200mmピッチで施工。
これを確認するには通常、クロスなどの
仕上げをする前しか見れません。
今回は完成済みの建物で
赤外線カメラで映し出しました。
これ以外の方法では
金属探知機でも可能ですが、電線が近くにあると
これに反応し、区別付かなくなります。
X線という方法もありますが
撮影箇所が限られたり、外壁部など他の釘と
重なると判断は出来ません。
◆対策
赤外線カメラも万能ではなく
下駄箱の裏など
物がある場所などは映りません。
工事中にきちんと検査することがやはり大事です