欠陥住宅事例80
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
床下に潜ったら・・・
~束石の "役" 不足
■今回の事例___________________
・「束石に空洞ブロックを使った」
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写真解説: 1階床の荷重を受ける 床束の下に
空洞のブロックが使われている。
ベタ基礎が増えて必要性がなくなり
最近、ウッドデッキなどでしか見なくなった
「束石」・・写真のブロックの部分
束石の図解説は下記(建築用語大辞典 HP)
http://www.fukuicompu.co.jp/trendweb/daijiten/result.asp?id=175
昔、床下が土の時代には字のごとく
大きな石が使われていたこともあります。
この部分には床の荷重がかかり、
多少の衝撃荷重も受ける。
空洞ブロックは空手の試し割りでも
使われるくらいで
十分な強度とは言えません。
今回の原因として
・安いのでブロックを買ってきた。
・ブロックしか売ってなかった。
どちらかではないでしょうか
これでよいと思ってやっているのでしょう。
◆対策
これは建築士のチェックがあれば気が付くことです。
床下の部分で、見るタイミングが難しいですが
最終完成時にでも床下点検口をのぞけばわかります。