事例127(金物ビス外れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
パソコンが1台壊れ、
それを気にしながらメルマガ書いています。
■(1)今回の事例________________
・「構造金物ビスの不備」
________________________
◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
柱の端部を固定する金物。
ビスが一本、柱のボルトが入る空洞部
に打たれ効いていない。
◆内容説明
細かなことは先回(126発)と同じです。
構造金物は数社が発売していまして
形はいろいろです。
今回のように1種類の金物で取り付けに不備が
出る場合、違う形のものを使えば問題回避できます。
しかし、ほとんどの現場では
「ないもの」を取り寄せてまでは付けません。
~あるもので済ますのが簡単だからです。
◆対策
この例も確認申請の中間検査では
指摘されないでしょう。
「ビス1本くらい大丈夫」という
考えがこの業界では当たり前かもしれません。
施主側の気持ちになれば
ビス1本でも重要です。
検査することも大事ですが
ミスの出にくい金物選定が大事です。
経験からでしょうか
数多く建てている業者ほど金物選定は上手です。