事例125(床根太のダメな欠損)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日の仕事はまだまだ片付きません
検査報告+難しい書類が1つ・・・
このあと集中して片付けます。
■ 今回の事例__________________
・「一番弱い部分に電線を通す」
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◆写真解説
2×4の床根太(梁のようなもの)
基準で切欠き、穴あけができない一番力のかかる
中央下部を欠損して電線を通している。
◆内容説明
床からの荷重を受ける根太は
端部より中央部が一番変形する事は
想像付くでしょうか?
(上部は押す力、下部は引張る力がかかる)
変位の大きい中央部分を欠損すれば
破壊する可能性が高くなります。
電灯の付く箇所は部屋の真ん中=根太の中央
電気屋さんに悪気はないでしょう。
基準を知らないだけです。
◆対策
2×4は構造躯体へ穴をあけて配線を通します。
現場検査では、やってしまったあとになるため
穴あけ、切欠き基準を事前に指示すべきです。
基準がわからない場合は
公庫仕様書など見ると書いてあります。