事例126(金物ビス忘れ)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
午前中のとっても寒い現場から
帰ってきました。
体が冷え切る時期です。
■ 今回の事例__________________
・「構造金物ビス忘れ」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します。
柱の端部を固定する金物。
写真はビスが2本抜けているため、
本来の役割を果たさない。
◆内容説明
柱の端部は
・建築基準法施行令47条では全ての柱の緊結。
・H12建告1460号では地震時などの引き抜き力
に応じた金物選定が決められています。
正しい金物選定、取り付け(ビスなど)が
重要で、現場ではこれらの数が多いため
今回のような忘れはおきやすいです。
◆対策
確認申請の中間検査では
ビス1本づつまでは確認しません。
誰かが「全数検査」しないと
忘れがあってもそのままになります。
面倒ですが慣れれば手間ではありません。
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■(2)編集後記
先週、All Aboutのプロファイル専門家の
登録オファーがあり承諾しました。
「教えてGoo」や「ヤフー知恵袋」とも連携していまして
いろいろな所で相談を受ける事になりそうです。
ウエブ上で表示されるのはこれから取材を
受けたりするので来年1月末からです。
これとは別に現在、関西の住宅サイトで
質問の回答をしていることもあり
専門技術のさらなる向上を目指します。