欠陥住宅事例66
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今回は
基礎のコーナー部分での鉄筋接合の不備です。
■今回の事例_____________________
・「鉄筋接合部、つなぐ鉄筋の入れ忘れ」
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写真解説:基礎の鉄筋、コーナー接合部で
つなぎの鉄筋施工忘れ。
鉄筋は主に引張りの力に対して働き
接合部で離れていてはもちろん意味がありません。
また、接合部が弱点になりそうな事は
想像できるでしょうか。
ビル現場などで使う太い鉄筋の場合は
鉄筋を現場で溶かしてダンゴ状にして接合するんですが
住宅で使う鉄筋・・直径10MMから19MM程度では
同じ径の鉄筋を規定の長さでそわせ接合します。
最近、工場で組み立てしてくる鉄筋が増え、
現場で手をかけるのは接合部くらいになりました。
この部分のチェックが重要です。
◆対策
これを防ぐにはやはり全箇所きちんと検査することです。
最近の基礎は鉄筋量が増えて
検査する意識で見ないと細かいところは見えません。