欠陥住宅事例42
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
『排水工事の不備』を紹介します。
■今回の事例_____________________
・洗濯排水の床下接続部で下水からの臭気を防ぐ措置
をしていない。
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今回の事例は構造的などと違い重大ではないですが
良くある例でありまた、浄化槽でなく下水の場合
虫も入ってくるので取り上げました。
先週、この写真の現場ではありませんが、トイレ内
の手洗いの接続部に隙間があり、そこから虫が入り
虫だらけ(約50匹以上)の現場を見ました。
これは気持ち悪かったです。
あまりの気持ち悪さに写真を撮り忘れました。
下水管の臭いははっきり言ってくさいです。
トイレの排水、流しの排水が流れるので当然です。
この臭いが部屋内に上がらないように設備機器には
S字など「くにゃ」っと曲がった形状の「トラップ」
が排水管の途中についています。
あとは水道業者が接続口をきちんとすれば良いですが
この部分のキャップが緩いとか、簡単なテープ巻き
だけという事例がよくあります。
部屋内でくさいと思ったらまず、今回の事例のような
下水の臭気を疑ってください。
◆対策
最近の設備機器は排水接続部にカバーがあり
外すのが困難で検査時に見れないことが大半です。
職人に任せるしかありませんが、入居後に臭いを確認
することが良いでしょう。
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