冬場のコンクリートの打設。凍結以外にひび割れにも気を付けないといけません。
ひび割れというと、夏場が多いイメージですが、冬場の打設でも多いです。
冬場に多いのは「温度ひび割れ」。
コンクリートは固まる過程で熱を出します。
特に早強セメントを使うと内部に大量の熱が蓄積されます。
また、冬場はコンクリート内外の温度差が大きくなりやすい。
温度差が大きいと部材自体が温度低下時の収縮を拘束し
ひび割れが生じやすくなる。
温度ひび割れを予防するには、事前の打設手順などの考慮が必要です。
一級建築士事務所 愛知県知事登録(い)第10615号 管理建築士 長井 良至