事例736『コンクリート外壁の空隙』
ダイワハウス 防火シャッター雨戸で建基法違反
というニュースが出てました。
指定のビスを使わない現場があったようです。
このところ国は、防火認定違反に厳しいですね。
■(1)今回の事例______________
「コンクリート外壁の空隙」
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◆写真解説
断熱材で隠れていたコンクリート外壁の空隙(ジャンカ)。
◆内容説明
型枠に断熱材を貼り付け、コンクリートを流す工法のため
型枠が外れてもコンクリート表面がチェックできない。
内部にジャンカが多かったため、断熱材を一部はがしてみたら
外壁側もジャンカだらけでした。
ジャンカは強度や耐久性などに影響します。
◆対策
コンクリートの打設ミスがないよう
手順などを確認する。
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■(2)編集後記
結露の時期になりました。
事務所の湿度を70%くらいにして、換気扇でどれだけ湿度が下がるか
実験をしてみました。
当然、部屋の体積、換気扇の風量によりますが、
弊社の事務所では約5%落ちました。
外の空気が乾燥してて、効率的に換気ができれば
湿度は下がります。
今後、調湿材料などの効果を、実験してみたいと思います。