事例741『基礎の結露』
昨日ブログに書いた「トイレの水漏れ」
本日、部品交換をして直りました。
水道屋さんが言っていましたが、最近の器具は機能が増え、
部品が複雑化し、壊れやすくなっているそうです。
新築時、シンプルで単純なものを選んだ方がよいのでしょう。
■(1)今回の事例______________
「基礎の結露」
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◆写真解説
基礎断熱で床下を密閉。
換気が機能せず、床下が湿気て結露が発生。
水が溜まっている。
◆内容説明
冬の床下でよく見る現象。
床下に外気を入れない、基礎断熱形式で多い。
床下が湿気て、コンクリート面で結露を起こす。
換気不良もしくは断熱施工ミスが原因。
◆対策
換気計画を設計時に考慮する。
断熱材をコンクリートに密着させ、隙間などをつくらない。
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■(2)編集後記
約5年間かかった裁判が終わった。
検査からは約8年。途中で何度も追加の証拠を出す。
また、依頼者と個人的に何度も話をするなど
関わりが深かった事件です。
誰が見ても明らかで重大な欠陥がある家。
裁判を始める前は、ここまで長くかかるとは思って
いませんでした。
裁判官が現象を重大だと思っていない。
相手の訳のわからない反論の応酬。
施工業者の経営状態が悪い。
いろいろ悪条件が揃いました。
このような条件の中で、最良の結果で終わったのは
担当した弁護士の力が大きかった。
建築に詳しくない弁護士であれば、負けていたかもしれない
裁判でした。