事例756『制振装置 ビス抜け』
本日、弁護士との打ち合わせをすっぽかしてしまいました。
日にちを間違えてスケジュール帳へ書いたためです。
毎年3月はバタバタします。
急な問い合わせも多いので、検査依頼の方は
早めに予定をおさえることをお勧めいたします。
■(1)今回の事例______________
「制振装置 ビス抜け」
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◆写真解説
制震装置のビス抜け。
正面からでは見えないため、未施工を気づかないケースが多い。
制震の役割を果たさない。
◆内容説明
免震装置より制振装置が売れてます。
標準仕様に組み入れるハウスメーカーも多いです。
制震装置の取り付けミスをよく見かけます。
製造メーカーは部材の販売のみで施工はしません。
取り付けは大工さんがするため、ミスが起きやすい。
◆対策
全数検査を行う。
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■(2)編集後記
今朝の新聞に、日本の住宅は20年くらいで価値がゼロになるという
記事が載っていました。
新築で建てて、手入れをする慣習が日本ではあまりありません。
そのため年数が経つと老朽化が目立ち、値段も叩かれます。
マンションのように強制的に修繕を行えば
家はボロボロになるようなことはありません。
ただし、時代遅れの家にならないよう
耐震、断熱性だけは、今の基準よりあげておくとよいです。