免震材料の不正
東洋ゴム工業(株)が製造した免震材料について、
[1]大臣認定の内容に適合しない製品を販売していた こと(大臣認定不適合)、
[2]不正な申請書を提出し建築基準法に基づく性能評価・大臣認定を受けていたこと
(大臣認定不正取得)が、今朝の新聞の1面に記載されていました。
免震装置は大地震が起きないと、その効果は分からない。
担当者は、ばれないと思ったかもしれません。
また、今までに認定の不正は、ビス、サッシ、外装材など、他でも発覚しています。
建築材料は、JIS、JAS、構造、防火など、各種の認定が多い。
この認定制度が、日本の家は高いと言われる要因でもあります。
安全な建物を造るための認定制度ですが、
認定をごまかしたり、認定以外の材料を使い、裁判で何が悪いと開き直る業者も多いので、
家の計画時には、よく確かめて材料を選択する必要があります。