事例762『軒天材が薄い』
消費税8%の駆け込みで一時、住宅業界は落ち込んでいましたが
今月は完成物件が多いようです。
引渡し、引っ越しなども今週、来週がピーク。
弊社は、先週あたりがピークでした。
■(1)今回の事例____________
「軒天材が薄い」
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◆写真解説
軒天材の厚さが薄い。
図面では60分準耐火構造として18mmを指定。
現場は14mmしかない。
◆内容説明
軒裏45分準耐火構造は、良くある例ですが、
60分準耐火構造は、共同住宅など一部に限られる。
そのため、職人が材料を間違えて手配してしまった。
厚さの不足は防火性能が不足し、基準法違反になる。
◆対策
工事中に材料の厚さを確認する。
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■(2)編集後記
5年ほど前、建売住宅でいろいろ指摘を出したら
不動産屋がチンピラを立ててきた。
その時の名刺が出てきた。
意味が分からない役職。さらに、名前を見ると2人共、
絶対に本名ではない。
顔もかなり強面でしたが、名前も軍の名称など、
強いイメージのものから付けている。
今は、暴力団に対する規制が厳しいため
チンピラなどが出てくることは皆無です。
今この会社は、リフォームをメインに営業しているようです。
裏にチンピラが居るかは不明です。