事例769『落ち葉による樋のつまり』
午前中は雨漏り調査。
下に居る時は比較的暖かく感じたが、
屋根に上がると寒かった。
風の有り無しで体感温度が変わることを
身を以て感じました。
■(1)今回の事例______________
「落ち葉による樋のつまり」
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◆写真解説
屋根の谷樋、落ち葉によるつまり。
雨水が流れにくく雨漏りの原因になる。
◆内容説明
屋根がV字型に折れる個所。
瓦の下に谷樋という板金が施工されている。
スムーズに雨が流れれば問題ありませんが、
落ち葉などが大量にあるとオーバーフローを起こすこともある。
私の自宅は、鳥の巣の枯草が軒樋に大量に落ち、
樋がオーバーフローしたことがありました。
◆対策
落ち葉や鳥の巣などは雨漏りの原因になることがあります。
周囲に木が多い場合は、点検をまめにするとよいでしょう。
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■(2)編集後記
今回紹介したような屋根の点検は、容易ではありません。
境界までの距離が狭い場合、隣の土地を借りないと
はしごが掛けられないケースもあります。
また、屋根勾配が急な場合は、屋根の上を歩くことができません。
最近、「ドローン(Wi-Fiコントロールヘリコプター)」の広告を見た時
これは屋根点検に使えるのではと思いました。
どんなものか分からないため、実際自分で体験するまでは
使えるかどうかは分かりません。
強風時などは使えない可能性があります。
また、床下にも使えると良いですが、プロペラの風で
埃が舞い、画像が撮れない可能性も考えられます。
使えるものなら、点検が楽になる道具だと思います。