事例781『天井の大きなひび』
今日から夏服に替えました。
汗をかいてもすぐに乾く素材の服です。
さっそく屋根裏へ入り、大汗をかきましたが
すぐに乾きます。
9月くらいまで、相談などの時もこの格好です。
■(1)今回の事例______________
「天井の大きなひび」
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◆写真解説
天井の大きなひび割れ。
天井裏の構造材(木材)が大きく変形したのが原因。
◆内容説明
天井に大きなひび割れが出来て、検査に入った。
原因は梁の固定不良と大きな反り。
木は収縮や反りなどが起きやすい。
写真のような大きなひび割れが発生しても
経年変化だから対応しないという会社があります。
幅の大きなひび割れは、構造の瑕疵がある可能性が高い。
詳しく調べてみるべきです。
◆対策
乾燥材の使用および、構造組み立て時の緊結チェック。
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■(2)編集後記
今日、建売の検査に行った。
最初に業者が言った言葉は「何かあっても対応しません」。
指摘が出ても、瑕疵があっても知らないという意味であると、
こちらは取りました。
建売住宅は土地が付いているため、その土地が気に入れば、
建物は少々気に入らなくても買うケースが多い。
同じ土地は2つとないため、
売る方も「売ってやる」という態度になります。
真面目な業者が増えている中で、
未だに古いスタイルの業者が居ます。
このタイプの業者は、あとあと問題が起きても責任を取りません。
ですから嫌がられても、購入時に検査に入ることが重要です。