事例817「小屋裏の湿気」
茨城県常総市の鬼怒川決壊のニュースは、被害のひどさに驚きました。
夏場の大雨は、今後増えていくのでしょうか。
がけ崩れ、川の決壊が頻繁にあるようなら、
家の構造を変えていく必要があります。
■(1)今回の事例______________
「小屋裏の湿気」
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◆写真解説
小屋裏が多湿。湿度は90%を超えている。換気不良が原因。
断熱不良等があると夏でも結露が起きる。
◆内容説明
湿度が90%もあると、そこに冷たいものがあれば結露を起こす。
例えば、ダウンライトにエアコンの風が当たっていて
ダウンライト上の断熱材がめくれているケースなどがある。
冬場、外の空気が乾燥していても
室内の湿気が入り込み、冷たくなる屋根面で結露するケースもある。
◆対策
小屋裏の湿気対策は「換気」と「2階天井部の気流止め」が重要。
気流止めの意味が分からない業者が多いです。
そのような業者に依頼しない。
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■(2)編集後記
分譲住宅やマンションを買うとき、
数は少ないですが、売主が不動産業以外の大手有名企業、
又はその子会社が良い。
なぜかというと、クレームなどの対応をきちんとしてくれます。
(私の経験上での見解)
私が見て、過剰と思うほどの
手直しをしてくれたケースもありました。
不動産業者はクレームの線引きは手慣れたもの。
ですから、業界以外の会社が良い。
また大手有名企業はクレームを嫌うため、
きちんと処理しようとしてくれます。