事例834「ファイヤーストップの施工不備」
フォルクスワーゲンのディーゼル車排ガス不正問題。
世界中で大きな話題になっています。
弊社、高速での長距離移動用に
ゴルフヴァリアントを所有しています。
購入して1年半。ナビ以外は燃費や走りも良く
非常によくできた車だと思います。
いい車を造っているだけに今回の不正は非常に残念です。
■(1)今回の事例______________
「ファイヤーストップの施工不備」
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◆写真解説
省令準耐火構造、ファイヤーストップの施工不備。
天井裏の間仕切り壁上部の石膏ボードが途中で止まっていて、
壁内が丸見え。
◆内容説明
省令準耐火構造など防火性能を高めた木造住宅では、
延焼防止のため、壁や天井の防火被覆は連続していないといけない。
延焼を防ぐ部分に開口があれば、そこから躯体が燃えやすい。
防耐火性を高めない普通の木造住宅仕様でしたら、
これでも問題はない。
ただし、間仕切り壁上部を開放しておくと、
空気が動きやすく省エネ性に影響を与える。
気流止めの施工はあったほうが良い。
(屋根、基礎部などで気密を取っている場合を除く。
断熱材メーカーの省エネ対策等級4、施工マニュアルには
気流止めの施工が記載されている)
◆対策
ファイヤーストップの施工不備は完成してから発覚すると、
天井をめくるなど修理が大変。
工事中に施工を確認する。
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■(2)編集後記
昨年、何度も体を痛めたため、
痛む前兆が分かるようになりました。
一時は整体などに頼りましたが、自分に合う所を
見つけられず、今はどこにも通っていません。
このところのハードワークから
金曜日に痛みの前兆かなと思える症状があり
昨日の朝は、これは危ないという確信に変わりました。
ここでまた痛むと翌日からの仕事に支障が出るため
昨日は検査が1件延期になったこともあり
仕事を半日でやめ、午後は体を休めました。
今日も1日オフにして、気分の切り替えと体のケア。
夕方には、痛みの前兆がなくなりました。