事例839「壁断熱材が薄い」
請負代金詐欺事件の書類作成をしていました。
瑕疵の内容を説明する普段と違う書類の書き方に
やや苦労しました。
■(1)今回の事例______________
「壁断熱材が薄い」
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◆写真解説
鉄筋コンクリート造の壁の断熱材。
設計で指示された厚さは25mm。
現場を計測すると18mmしかない。
◆内容説明
設計仕様に対し厚さ約30%減。
断熱性能に影響が出る。
鉄筋コンクリート造の壁断熱材が薄い確率。
私の経験上では80%くらい。かなり多いです。
木造の壁は、柱の出が目安になるため
手抜きをしにくい。
鉄筋コンクリート造は、壁の凹凸がないため
厚さの目安になるものがなく、厚さをごまかされやすい。
◆対策
完成してから発覚すると
壁をめくらないと直らない。
断熱工事直後に厚さの確認を行う。
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■(2)編集後記
事務所内にストレッチスペースを設けています。
ストレッチボールやストレッチポール他
簡易なマッサージ機を置いてあります。
今朝は腰が重く、15分くらい体を伸ばしました。
これと別のスペースには、筋トレ道具もあります。
今週は遠出が多かった。
明日も片道2時間半の移動。
体を傷めないよう、適度に体を動かそうと思います。