事例840「構造用合板の開口」
今日は天気が良いわりに高速道路は空いていました。
運動会シーズンだからでしょうか。
かなり早く現場に到着、予想よりも早く事務所に帰れました。
■(1)今回の事例______________
「構造用合板の開口」
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◆写真解説
耐力壁、構造用合板の大きな開口(200mm角)。
大きな開口は剛性・耐力に影響する。
◆内容説明
構造用合板などで耐力を取る部分。
スイッチやコンセントが1ケ付く程度なら
その開口は剛性・耐力に影響しない。
2つ並ぶなどすると開口が大きくなるため注意が必要です。
構造用合板の開口基準。
木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)に
「穴径は12×材厚以下かつ、面材幅÷6以下」
「穴径が50CM程度までなら四周を受け材等で
補強して釘打ちすれば可」とある。
◆対策
電気屋さんは悪気なく開口を開けます。
工事途中で開口が大きくなる場合は、
受け材を四周に入れるなどの指示を出す。
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■(2)編集後記
弊社にとって検査道具は非常に重要。
高額なものを除き、他に良いものがあると
知ったときは即、買い替えしています。
性能だけでなく使い勝手がいい、軽いなども買い替え、
買い増しの条件です。
特に床下で使う道具は、何度か買い替えています。
最初の頃に比べると不便を感じなくなりました。
あとは、絶対に曇らないゴーグルがあると良いですが。