事例849「鉄骨の厚さが薄い」
1件現場予定がずれたため、昼間は雑用と
朝から腰が張るので、体休め。
今週は現場予定が多いので、ストレッチなどして
腰をしっかり回復させようと思います。
■(1)今回の事例______________
「鉄骨の厚さが薄い」
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◆写真解説
鉄骨の柱と梁の接合部の部材「ダイアフラム」の厚さが
設計の寸法より薄い。
大きな力がかかれば、変形、破損する恐れがある。
◆内容説明
重量鉄骨の場合、材料の寸法や溶接の検査は
現場ではなく工場で行う。
組立て完了後にミスが発覚すると
組んだものをばらさないといけない。
工場検査をいい加減に行っている場合や
構造計算と鉄骨製作図の不整合から
間違った寸法の材料が納入されることが未だにある。
疑い出すと、全ての寸法をチェックしないといけない。
◆対策
鉄骨工場の選定。
図面や検査実施状況の確認をきちんと行う。
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■(2)編集後記
今の事務所、移転して昨年が1年目の冬。
サッシが結構、結露したため、その対策として
壁の一部に漆喰と珪藻土を施工しました。
冬場は結露の相談が増えます。
自宅は結露がないので、事務所を使って対策の実験です。
仕事に支障が出ないよう、施工したのは
事務所スペースの壁のうち約25%くらい。
これで昨年とどのくらい違うか、比べてみようと思います。
結果は12月くらいに、ここで紹介します。
ちなみに朝出社した時のクロスのにおいは、無くなりました。