事例872「バルコニー下断熱材の厚さが薄い」
今日は1日瑕疵検査。
集中していたためか、1日が早かったです。
■(1)今回の事例______________
「バルコニー下断熱材の厚さが薄い」
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◆写真解説
居室上にあるバルコニー。その下に施工されている断熱材が薄い。
図面は80mm。測定すると60mmほどしかない。
◆内容説明
居室上のバルコニー、その床は屋根のような形態であるため
断熱材の施工が必要。
屋根面などへのウレタン吹き付けは、
設計より薄く施工されるケースが多い。
グラスウールは、隙間が出来ていることが多い。
断熱材をきちんと施工しないと、
夏場、部屋が暑い原因となる。
◆対策
断熱材施工後に厚みを確認する。
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■(2)編集後記
営業がプランを書いている会社が多い。
それ自体がダメとは言わないが、いろいろ要望が多ければ
要望をきちんと図面化できず、もめる原因となる。
また、営業が説明する家の性能情報を鵜呑みにしないほうがいい。
自社のことしか分かっていないでしょうし
契約して欲しいので良いことしか言わない。
家造りで後悔したくなければ、知識のある建築士に
設計を依頼すべきです。
工務店レベルでも知識のある建築士が居る会社は多く存在します。
契約前に不安のある方は、弊社に相談してください。
要望が図面に反映されているかチェックいたします。