事例876「グラスウール詰め込み」
週末、遠出の連続で仕事がやや溜まり気味。
メールなどの返事も出来てないものが多数あります。
今日は遅れを取り戻すため朝5時半から出社。
1日書類作成は集中力が続かないため
午後から2件現場へ行ってきました。
今日はこれを書いたら終わりです。
■(1)今回の事例______________
「グラスウール詰め込み」
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◆写真解説
狭い箇所の断熱材施工。
カットがいい加減でグラスウールを押し込んで施工。
防湿フィルムの施工もダメ。
◆内容説明
グラスウールを押し込めば、厚みが一定でなくなり
断熱性能が落ちる。
防湿シートをきちんと施工しないと、湿気が壁内へ入り
壁内結露の原因となる。
写真のような施工は職人が楽。
時間をかけずに、早く施工できる。
◆対策
あとから見え無くなる個所。
隠れる前に施工をチェックする。
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■(2)編集後記
先日出演させていただいたTVでも「住まいるダイヤル」
の相談件数が増加していることを紹介していた。
「住まいるダイヤル」、話は聞いてくれますが
何か業者へ指導するなどは行わない。
解決したければ、あっせん仲裁や裁判を勧められる。
先週、大ベテランの建築士がこんなことを言っていました。
「建築なんて、多少手抜きやミスがあるのが当たり前だと
昔の人は皆、思っていた。
今は他の産業のように注文者が完璧を求めるから紛争が増えている」
横浜のマンションを傾斜事件をきっかけに
業界がどう変わっていくか注目しています。