事例878「配管施工不良」
明日は事務所を朝5時半出。
寝坊してはいけないと思うと眠りが浅くなり、早く目が覚めます。
土曜日まで現場予定が一杯です。
■(1)今回の事例______________
「配管施工不良」
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◆写真解説
給水管の水漏れ。原因は接合部の接着剤未施工。
水圧で徐々に緩み、水が漏れた。
◆内容説明
入居後、数年で水漏れが発生。その修理に立ち会った。
壁をめくり、水漏れ部を発見。その個所を切り取ると、
接続部品に接着剤が未施工だった。
部材を一旦カットし組み立て、きちんと収まることを確認してから
接着剤をつけていく。曲がりが多い箇所で、接続が多く
1ケ所だけ忘れてしまったと推測する。
給水管に水圧をかけ、水漏れ試験をしているはずですが
施工当初は部品を押し込んであるため
接着剤がなくても漏れないことがある。
◆対策
水道工事に張り付くことは難しい。
配管完了時、隠れる前にチェックをする。
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■(2)編集後記
今現在、日経BP社の雑誌連載は続いています。
もうすぐ1年。時間を割くのが大変ですが、
ネタ切れまでもうしばらく続く予定です。
自分が書いた原稿を編集者が修正してくれます。
その修正を見るたびプロだなと思うとともに、
自分の文章力のなさを痛感します。
現場や設計をやっているとき、文章はほとんど書かなかった。
しかし今は、意見書など書く仕事がメイン。
10冊以上文章力の本は読みましたが、簡単にうまくなるものではありません。
何度も同じ修正を受けないように、訂正された原稿を見直しています。