事例879「床合板のカビ」
午後から入る150KM先の現場へ移動中です。
今年の紅葉は天気の影響であまり色がついてないようです。
それでもこの時期の週末は道路が混みます。
■(1)今回の事例______________
「床合板のカビ」
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◆写真解説
1階床を組んだ後、大雨で濡れた。
完成後に断熱材をはがすと、床合板の裏がカビていた。
◆内容説明
ほとんどの木造住宅は、1階床を先に組む。
そのため、屋根ができるまでの間に雨が降ると濡れてしまう。
養生をしてもシートの隙間から水が入ることもある。
十分乾かないまま仕上げをしていくと
蒸発を妨げられカビが生えることがある。
◆対策
雨に濡れた場合は、乾燥を確認してから仕上げを行う。
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■(2)編集後記
急激に寒くなりました。
寒くなるとコンクリートの養生期間が長くなる。
呼び強度(生コン工場への注文強度)も高くなるなど
コンクリートに気をつかう時期です。
基礎工事を慌てて行うわりに、後半のんびり工事している現場も多いです。
冬場はコンクリートを長めに養生することをお勧めします。