事例883「換気口ふさぎ」
12月の忙しい時に、建築士の講習会が2つもある。
一つは省エネ。もう一つは耐震。
検査の判定に関わってくるので、仕事より
優先して受講します。
■(1)今回の事例______________
「換気口ふさぎ」
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◆写真解説
コンクリート住宅の天井裏換気口。
紙製のスリーブ材が潰れて開口を塞いでいる。
撤去途中でそのままになったと思われる。
◆内容説明
天井裏の換気のために設けられた穴。
スリーブが取れなかったためか、紙が丸まり
穴をふさいだままで放置。
因果関係は分からないが、この換気口のある区画の
天井にカビが生えた。
計画通り換気するには、換気口を塞がないことが重要。
◆対策
足場があるうちに、中をチェックする。
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■(2)編集後記
業者の態度が悪く、話し合いをしても恫喝されるだけ、
間に入っていただきたいという相談を時々受けます。
業者の言っていることが無茶苦茶で間違っていれば
業者を黙らせることができます。
何か特別な方法があるわけではありません。
言っていることが間違いであることを説明するだけです。
脅しタイプの業者と話し合いをするときは、
ビデオカメラを回すとよいです。
恥ずかしいと思うのか、ユーチューブにアップされると思うのか
おとなしくなるケースが多いです。