事例911「大引き貫通」
本日、ダブルブッキングをやってしまいました。
そのため、比較的余裕な1日だったはずが、
バタバタの1日になりました。
再発防止策を考えないといけません。
■(1)今回の事例______________
「大引き貫通」
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◆写真解説
1階床の荷重を支える鋼製大引き。
トイレの排水管が貫通し、ほぼ全面に及ぶ断面欠損。
補強措置などもない。
◆内容説明
配管は位置を大きく動かせない。
大引きの位置をずらしておくべきだった。
シロアリ対策のためか、鋼製の大引きを使用。
中は空洞なため、写真のように大きく切り欠かれると
耐力的に弱くなるのは確実。
1階床は、人や家具などの荷重しか支えないため
かなり重たいものをのせない限り、これでも持つ。
欠損させた場合は、補強をしておくべきである。
◆対策
配管位置を考慮し、大引き位置を図面で指示する。
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■(2)編集後記
長期金利がマイナスになったことで
住宅ローンの借り換え相談が増えているようです。
残債が多く、返済期間が長く残っている方は特に、
借りた金利を確認し、金利差に開きがあれば
借り換えの検討をお勧めします。
これから借りる方も含め、固定金利にするか、変動にするか
迷われると思います。
今後、金利がどう動くか分かりません。
人に聞くよりは、自分で決めるしかないと思います。