事例921「基礎断熱材の欠落」
相手業者の代理人だった弁護士が横領で逮捕されました。
裁判で戦ったのは4,5年前。
個性的な人だったという印象があります。
戦った相手とはいえ、残念なニュースです。
横領が出来なような仕組み作りが必要だと思います。
■(1)今回の事例______________
「基礎断熱材の欠落」
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◆写真解説
基礎断熱材の家。配管部分で断熱材が未施工。
結露や断熱性能低下などが懸念される。
◆内容説明
増える傾向にある基礎断熱。
外側はシロアリ被害の懸念があり、内側に施工するケースが多い。
配管の位置が基礎に近いと写真のように
断熱材が施工できない。
配管による欠損が懸念される場合は、
現場発泡でウレタンを吹くか
外側への施工を検討するなどした方が良い。
◆対策
床下で確認しずらい箇所。
床組前に欠損の有無を確認する。
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■(2)編集後記
車での移動中、名古屋の分譲住宅メーカー、ウッドフレンズが
強い雨降りの中、建て方作業を行っているのを見ました。
製品はパネル化され、断熱材もくっついている。
乾かないまま、仕上げていくとカビが生えたりします。
分譲住宅のイメージが上がらないのは
大手の品質に対する意識が未だに低いからでしょう。