事例924「排水垂れ流し」
20日に原稿の締め切りが一つあるため
気持ちが慌ただしいです。
早めに書こうと思いますが、なかなか進みません。
■(1)今回の事例______________
「排水垂れ流し」
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◆写真解説
基礎にあけられた穴から出ている水は、浴室の排水。
基礎内に溜まる水を外へ出すため穴をあけた。
◆内容説明
ユニットバスではない風呂。
防水工事を忘れ、排水が基礎内へ垂れ流し。
床下に水が溜まるため、基礎に穴をあけた。
本来、浴室の排水は下水か浄化槽へ入れないといけない。
そのまま外部に流せば不衛生です。
防水を忘れる原因は、ユニットバスとベタ基礎の増加。
ユニットバスに慣れると防水を忘れやすい。
布基礎なら防水しなくても水は地面に浸透する。
◆対策
図面に防水施工を明記する。
工事途中に防水施工を確認する。
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■(2)編集後記
新築検査で断熱材の入れ方が全体的に悪いと指摘した。
事前に確認している現場監督は、悪いと思っていないのか
見ていないのか、どちらなんでしょうか。
忙しい現場監督は、工程や材料の段取りが忙しい。
品質チェックは後回し。
品質管理してもらていると思ったら大間違い。
おかしな個所は建て主が言わないと、どんどん工事が進みます。