事例925「コンクリート爆裂」
連休明け、新築検査の予定が混んでいます。
明日は夜まで予定が一杯。
最近、ブログの更新ができない日が増えています。
■(1)今回の事例______________
「コンクリート爆裂」
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基礎内部の鉄筋が錆びて膨張。コンクリートが割れた。
築20年超の家。
◆内容説明
何が原因であるかはっきりは分からないが
通常、築20年でこのようにコンクリートが割れることはない。
かぶり不足やひび割れを放置した。又は生コンが原因で
内部の鉄筋が錆びたと思われる。
この状態を放置することは危険。
ますます劣化が進み、耐力的な影響が出る。
早めの補修が必要です。
◆対策
新築時にかぶりのチェックを行う。
0.3mmを超えるひび割れは補修を行うなど。
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■(2)編集後記
このところ瑕疵検査を数多く行っているため、
書類作成とその後の処理に忙しい。
土日の瑕疵検査は、4月中旬まで予約が入っています。
検査後に裁判になる確率は30%くらい。
ほとんど、業者が非を認め直すケースが多いです。
瑕疵検査を行うと、自分では気づくことがなかった
瑕疵がたくさん出るケースが多い。
安全に関わる重大な瑕疵が見つかることもある。
保証があるうちに家を調べてみることをお勧めします。