サンヨーハウジング名古屋 行政処分
昨日のニュース。
「サンヨーハウジング名古屋が顧客と十分な協議をせず、同社で住宅を
施工する条件で土地を販売したとして、国土交通省中部地方整備局は、
宅地建物取引業法違反で業務改善を指示した。」
建築条件付き宅地はトヨタホームや積水ハウスなど大手でも
行っている形態。
売主のところで建築することを条件に土地を買う。
つまり買主が好きな住宅メーカーを選ぶことはできない。
良心的なメーカーは、土地契約と同時に請負契約を迫らないか
あとで請負契約を撤回しても、実費を差し引き、手付は返すというやり方をしている。
問題になったのは、土地契約時に請負契約も同時に結び
あとで不信を抱いても手付金を放棄しないと契約解除ができない件。
サンヨーハウジング名古屋に限らす、この形態を取っている会社は多い。
一旦土地を契約し、あとで契約解除されると、またお客を見つけないといけない。
業者にとっては手間なので、逃げられないようにする手段。
買う側は、早く土地を買わないと他の人が買ってしまうと思い、不信な点があっても
仕方なく契約してしまう。
これは建築条件付きに限らず、請負契約でも同様。
値引きをうたい文句に早期契約を迫られ、あとで契約解除すると手付金が戻らないケースがある。
どちらにしても、慌てて買わない方がよいです。