事例936「火打ち梁固定不良」
梅雨に入ったような天気。
今月に入り雨漏り検査依頼が急増。
雨漏り検査は争わないため、瑕疵検査より気が楽ですね。
■(1)今回の事例______________
「火打ち梁固定不良」
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◆写真解説
鋼製火打ち梁。
専用ねじ5本で固定するところ、全個所4本の施工。
耐力不足。
◆内容説明
火打ち梁の接合部。
製造メーカーは5本の専用ねじ止めを指定。
ねじは本体に付属されている。
4本止めの場合、火打ち梁1本につき、ねじが2本余るので
おかしいと思うはず。
ねじ不足は所定の耐力が出ない。
完成してから発覚すると、天井を壊し修理することになる。
瑕疵保険の検査員が気づくべきだと思う。
◆対策
施工マニュアルをきちんと読む。
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■(2)編集後記
熊本の地震で家に被害が出た方の中に
手抜き工事が原因ではないかという
疑いを持っている方がみえるようです。
弊社でも日程が合えば、
熊本県へ検査へ行くことは可能です。
阿蘇や熊本市内ですと日帰りも可能です。
愛知県はセントレア以外に県営小牧空港があり
そこからFDAという会社の飛行機が1日3往復飛んでいます。
事務所から県営小牧空港へは20分くらいで行けます。
飛行機の料金も安いので、交通費が抑えられます。