事例942「屋根通気ふさがり」
明日のセミナーの準備で今晩は忙しいです。
期限が迫ってから慌てて、準備をしております。
■(1)今回の事例______________
「屋根通気ふさがり」
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屋根断熱材と野地板間の通気が塞がれていて密閉状態。
ファイバースコープで中を見ると白いキノコのようなものが確認できた。
◆内容説明
屋根通気構造を取っているが、空気を抜く棟換気がない。
そのため、空気が滞留し、湿気がこもっている。
小屋裏がカビたり、茶色の水が屋根から出てきたため
通気層内を調べてみた。
白いキノコは白色腐朽。
◆対策
屋根通気を施工する場合、空気の入口、出口を設ける。
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■(2)編集後記
大手ハウスメーカーP社。
親会社のフローリングを使用しているが
親会社が使用を禁じている釘を3年前までマニュアルに記載し、使っていた。
それが原因で床なりが起きているが、
マニュアルどおりで問題がないと主張している。
どこのメーカーでも禁止している弱い釘を
マニュアルに指定している自体がおかしい。
追求をしているが、間違いを認めると社会問題になる可能性もあり、非を認めない。